Q. 私には消費者金融からの借入れと、住宅ローンの借入れがありますが、消費者金融からの借り入れが多すぎて、住宅ローンの支払いがとてもきついです。このままでは、やがて住宅ローンが払えなくなります。個人再生をすると住宅を残すことができると聞きましたが、どういうことでしょうか?
A. 消費者金融からの借入れが多すぎると、いずれ住宅ローンの支払いができなくあります。これではせっかくの住宅を失うことになります。住宅を守るには、ローンの返済額を減らすことが絶対条件でしょう。住宅ローンの返済条件を変更することは難しいので、返済額を減らすには、消費者金融への返済を減らすしかありません。その方法としては、任意整理がありますが、この手段では、返済額を大幅に減らすことはできませんので、裁判所に個人再生手続を申立てることが現実的だと考えます。裁判所の許可があれば今まで通り住宅ローンの支払いは継続したままで、消費者金融等の債務を100万円までに減額して支払い、残りの債務は免除してもらうことが可能です。毎月の支払額でいうと、約3万円程度までに減らすことが可能です。尚、債務が500万円を超える場合は、返済金額が増えますが、詳しくは、 個人再生 ☜ を参照してください。